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■no reform 横浜市青葉区 2005.01
最近のマンションにはない、豊かな外部空間と、内部の複雑な構成を生かしながら、落ち着いた印象のインテリアの空間になっています。 |
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クライアントの要望及びコメント
リクルート社「グッドリフォーム」2007.04
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■親子共有のデスクスペース
「親子それぞれの寝室のほかは、すべて家族共有のスペースという考え方をしました。だから子供部屋には勉強机がありません」そのかわり設けたのがLDKに隣接する親子共有のデスクスペースです。本棚を造りつけにし、大きなガラスのテーブルと椅子をひとつ置いただけの空間ですが、親と子の使う時間帯が異なるうえに、次男が入学前なので不都合はありません。それどころか今は、LDKと連続した広いスペースが確保されているので子供たちがフットサルを楽しむこともできます。
「できるだけモノを置かず、すっきりした空間に暮らしたい」
というのがNさんのインテリアに対する基本姿勢。一箇所に勉強部屋や書斎という用途を重ねることで、それを実現したのでした。
リクルート社「グッドリフォーム」2007.04より引用
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■空間の広がり構成要素
リビングから旧和室の連続性を大事につかい、和室の角に開口部があったのを利用して、正面の桜の木を望むような構成が主体となりました。 |
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■お気に入り素材の選択
クライアントと一緒に進める中で、床の素材は無垢材で遮音性のあるものを、そして、壁と天井はジョリパットという塗り材料を用いました。 |
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■アムスタイルのキッチン
ステンレスのきれいなトップと、白い鏡面塗装のアムスタイルさんのキッチンを今回はいれて、すっきりした、ダイニング空間にしています |
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■カウンター部分
こ部屋の巾の3.6mをなんとか残したということで、カウンタ下部に収納と食洗機、大型オーブンをビルトインして冷蔵庫、食器もコンパクトに納まるように計画しています。対面カウンター部分をダイニングテーブルにして食事もそこでできるような構成にしています。 |
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■ステンレスの加工
ステンレスもきれいに見えるものは当然厚みが厚く、このカウンターは2mmの板をヘアーラインでしあげ、シンク部分と一体加工しています。ステンレスを使えばステンレスのカウンターになるのではなく、厚みとディテールを丁寧に扱わないと、きれいなステンレスのカウンターにはならないということです。 |
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■収納、棚
壁一面に収納の棚をつくり、ゆったりとした書斎スペースを連続させています。 |
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■白い鏡面仕上げ
天井いっぱいの壁にみえる、白い鏡面扉をつくって、クローゼットをつくりつけています。一部分に鏡の前面パネルをアクセントで貼り、寝室らしい、構成としています。扉の納まり、部屋とのプロポーションをきれいに行えば、寝室空間もきれいな空間となります。 |
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■洗面、洗濯
ミーレのドラム洗濯機をビルトインして、コンパクトな洗濯コーナーとしています。外国製品のデザインにはなにか、シンプルで、圧倒的なきれいさがあります。 |
■リフォーム前写真
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